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しげぞーの他人には厳しく

しげぞーの他人には厳しく

毎日新聞の五味宏基記者について

眉毛をばっさり切られるくらいで済んでいるのだから感謝しなくてはいけない 2003年6月21日(土)


 「まー!さかりがついたきんたろう!!」というわけで金太郎なのである。
 というわけで、しげぞーです。

 最近イベントの案内をよくもらう。
 来週は月曜日名古屋で異業種交流会、水曜日に東京で勉強会と食事会、木曜日に大阪梅田で個展とパーティー、土曜日は新宿で年に1度の大きな集まりがある。土曜日は関西でも恒例のイベントに招待されているのである。個人的には関西のほうへ行きたいのだが、仕事上、新宿の集まりはパスしづらい。個人の好みを優先すれば大阪だが、仕事を優先すれば東京ということになる。今のところ東京の集会に参加する予定だが、日曜日に関西での仕事が入れば大阪へ行くことにしようかとも考え、迷っている。
 おそらく来週末の予定が決まるのは木曜日の午後。土曜日東京となれば、楽天ミニオフなどもやりたいのだが、これがまた直前になっての告知だとなかなか参加してもらえないだけに、思案のしどころでもある。

 明日は大阪へ出張の予定。こんな時期に急に告知してもオフの参加者いないに違いない。しかし直前に予定が決まることが多いのだ。仕方がない。結局カラオケ体験はまた先になる。(もし参加しても良いぞという方がおられましたら、トップのメルアドまでその旨、お知らせいただけると幸いです。なお今日の日記はおそらく後で書き直します。)

******************************ここまでメール更新******************************

 毎日新聞の五味宏基記者が21日付で懲戒解雇された。アンマンの空港爆発事故でその責任を問われたのである。
 毎日新聞によるとアンマンの事故は職業人としての道義的、倫理的責任は大きいとし、「過失によって重大な事故を発生させ、会社の名誉、信用を傷つけ、損害を与える行為のあったとき」との従業員就業規則の懲戒規定に基づいて、処分を決定したのだという。
 処分を受けた五味元記者は「処分は当然と受け止めている。私の軽率な行動でなくなられたアリさんの冥福と負傷された方の一日も早い回復を祈り、これから一生をかけて償っていきたいと思う」と述べた。
 しかしである。これで決着させて良いのかとの疑問は残る。
 そもそも彼がイラクへ取材に行ったのは、どんな経緯からだったのだろう。誰もが嫌がりそうな戦地の取材である。自ら進んでとの報道もあるが、本当のところはわからない。事実上半強制的に取材に行かされたのであるなら、彼は寧ろ被害者ということになる。もしも本当に自ら立候補したのなら、そのジャーナリスト根性は賞賛に値する。どちらにしても彼を責めることなど出来はしない。
 爆弾の件にしても軽率ではあったが、これも本当に責められるような類のものなのかと言えば、疑問符はつく。結果は重大であったが、誰でも似たような失態を犯す可能性はあるのではないか。
 だいたいそんな危ないものがそこらあたりに転がっている状況が異常なのではないかということである。たまたま今回は飛行場という場所で爆発が起きたが、不発弾により罪もない地域の住民が死亡することも珍しくはないのだろう。子供が興味本位で触って似たような事故が起きているであろうことも容易に想像がつく。軽率ではあったかもしれないが、ある程度の分別がある大人の記者が故意ではなく、あくまで興味本位で持ち帰ろうとしたものが空港で爆発しているのである。もっと何も知らない子供などであれば、そんな事故が起こらないほうが寧ろ不思議というわけだ。そしてそれは誰の責任なのかということに行き着く。そんな危ないものを作り、また放置したままにしているのは誰なのかということである。
 私が新聞社の立場であれば、記者の責任は認めつつ、そのあたりを徹底的に追及する。それこそ好き放題、やりっ放しのアメリカの責任をである。ファーストフード店で熱いコーヒーを自らこぼしヤケドしたことで、損害賠償を認める判決が出るような国、それがアメリカなのである。こんな事態に陥ったのは米軍の責任だとアメリカで訴訟を起こすのも有りだろう。
 結果は重大であったかもしれないが、ジャーナリストとしては優秀であると思われ、人柄も良さそうな記者を世間体を気にして放り出してしまう毎日新聞はなんとも情けない会社であることか。そんなことだから他の大新聞に圧されてつぶれかけているのである。
 新聞社たるもの、責任は認めつつ、しかし彼だけの責任ではないとキャンペーンを張り、逆にビジネスチャンスに繋げるくらいの才覚を持たなくてどうするということなのである。


 今日また髪を切った。
 最近よく髪をカットしてもらいに行っている。何より気分転換になるからである。
 いつもなら横と後ろを軽く刈り上げ、前髪は少しだけ、あとは思い切りすいてもらうのだが、あまり細かい注文を出さずにお店の人に任せると思いの外、短めにされてしまうことが多い。私は髪の毛を切ってもらっているときにウトウトしてしまうことも多いようで、目が覚めたら「うわぁっ!」と声を出してしまいそうな仕上がりになっていたことも過去には何度かある。私の場合、髪を切ると風邪をひくことも多いだけに困るのは見た目だけではないのである。
 今日はしばらく前に切ったばかりなので、より慎重に注文をつける。「横と後ろをほんの少しだけ切って、前髪は触らず、上をほんの少しだけすいてください」が今回のオーダーだ。
 ほぼ思い通りに仕上がったことで満足してしまい、油断があったのだろう。眉毛をばっさり切られてしまう。「眉毛は触らないでください」ともっとくどいくらいに言っておけばよかったと後悔する。
 それにしても最後まで気を抜かないことはとても大事なことなのである。あの五味元記者も取材がうまく行ったことでどこかにほっとする部分があったに違いない。そんなことを思えば、油断しても眉毛を切られてしまうことくらいで済んでしまう自分の置かれている環境に感謝すべきなのかもしれない。




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